カリフォルニア・ジャムでお披露目となった第三期Deep Purple、その際にリッチー・ブラックモアが一貫して使用した愛器が、1ストリング・ガイド仕様の72年製3ボルト・メイプルNeck「ナチュラル」カラーのストラトキャスター･･･当時VTR等は存在せず、楽器店やホール等で度々フィルム・コンサートが開催され、当時高校生だった店長KEYも幾度となく観に行きました。当時のリッチーの影響力は絶大で、70年代中盤以降の国内市場のストラトキャスターのコピー・モデルは、すべてのメーカーで「ナチュラル・メイプルNeck」がラインナップされ、売れまくってました。
フェンダーのカラー・ラインナップに「ナチュラル」カラーが追加されたのが72年中頃以降で、1ストリング・ガイドのメイプルNeck仕様の72年初期品は実際には殆ど存在しません･･･実際リッチー・ブラックモア自身の愛器も、新品で入手した「ナチュラル」のストラトに、第二期Deep Purple期に愛用していた72年製1ストリング・ガイドのメイプルNeckが装着された「サンバースト」のストラトとネックを組替えて使用していたのは有名な話ですね！
100％オリジナル。（残念ながらハンダ・バージンではありませんが、フレット・ナットを含めてオリジナルをKeepしている嬉しい１本です。）
経年変化での色焼けは殆ど見られず、Bodyに僅かな擦り傷は見られますが、塗装の光沢もしっかり残ったニアミント・コンディションの逸品。
既にご存じだと思いますが、70年代の3ボルトNeckのストラトの場合、7割以上がメイプルNeckで出荷され、ローズNeckは貴重で価格も高くなります。但し71年後半～72年初期の1ストリング・ガイド期のストラトではこの傾向は逆転し、出荷されたストラトの殆どがローズNeckで、実はメイプルNeckのストラトは滅多にお目に掛かれないレアな存在で価格もローズNeckよりも高くなっています。

• 100％オリジナル。（残念ながらハンダ・バージンではありませんが、フレット・ナットを含めてオリジナルをKeepしている嬉しい１本。）
• 72年9月のネック・デイトから判断し、1ストリング・ガイド・メイプルNeckの最終期となります。
• 72年初期仕様のストラトのため、当然ですが本器も一体型のダイキャスト製トレモロ・ブロックのアーム穴は貫通していません･･･72年初期製のストラトをお探しの方、是非この点にはコダワッテくださいね！（画像参照）
• 経年変化での色焼けは殆ど見られず、Bodyに僅かな擦り傷は見られますが、塗装の光沢もしっかり残ったニアミント・コンディションの逸品。
• 本器の一番素晴らしい点は、アッシュBodyながら3.4KgとアルダーBody以上に軽量な点となります。72年製オリジナル・グレイボビンPU×3で、音抜け抜群の艶やかで色気のある絶品トーン。
• 72年初期製特有のグリップ感のあるネック・シェイプとなっています。
• オリジナル・ブラックケース付属。